本の「全てを愛す女」篠川栞子と本が「読めない男」五浦大輔が
本が関わる事件を(主に篠川さんが)解いていく話
久しぶりに小説を買った気がする…デュラ９巻以来だなー
最初知ったのは雑誌ダ・ヴィンチの広告。表紙絵綺麗だなって感じ^^
数日後に見たオリコンの本ランキングで結構上位に食い込んでて、
どうせジャケ買いだろ皆ε-(´ー`)とか汚い心であざ笑ってたｗ
TSUTAYAに暇つぶしに行った時にランキングコーナーに置かれてて、
これがか～と思って見てたら
第一章が「夏目漱石 それから」ってあって
ちょうどその日の朝ニュースで、亡くなった森田芳光監督が
その映画版作った人ってやってたなーと
よくわからん運命的な物を感じて購入に至りました。
全体的な感想としては分かりやすい面白さ。
凄く度肝を抜かれるってのはないけど日常的な面白さがある。
本もラノベも読まない自分は章の名前が作品名だから
見ないと分からないのかと心配だったんだけど楽しめた。
その作品を知っているともっと楽しめるんだろうなー
あと第一章の作りが上手いなと入りやすい作りになってると思う。
文書もくどくなくて本の魅力を内容だけでなく
色んな角度から見せる作品はあんまりないと思う。
栞子さんの説明も本読まない自分にも分かりやすくて
出来れば毎回、栞子さんに章の作品の話を語ってほしい( ´∀｀)
本編では途中で終わっちゃう…(;_q)
アンケートが実写化する気まんまんな感じなんだけど…
五浦は派手な俳優以外なら誰でも…でもスポーツ体型だからな(´ヘ｀;)
篠川さんは合う人いない。強いて言うなら
蒼井優か仲間友紀恵だけど、前者は顔が後者は喋り方が合わないわ…
あまりプッシュされてない映画女優さんがいいな～
でも今なら武井咲とかになりそう…(″ロ゛)ヤメテー
個人的にはあの絵でアニメ化してほしい
五浦はCV.中村悠一で(￣∇￣)
篠川さんはアニメ声過ぎなければ誰でもいい。
以下はネタバレ注意!!言いたい放題
最初の主人公の五浦大輔の本嫌い体質の話に全力同意してたｗ
英文ヤダヨネー( ￣っ￣)
ただ根本的な本嫌いじゃない、ってのがちょっとガッカリしたけどね(_ _。)
まぁそうしないと話が進まないんだろうけど…
人の話を聞くのは好きだけど活字見るのは…設定とかはだめなのかな～
まぁこの中途半端さがあるから、
本好きも本あんま読まない人も楽しめる作品に出来るんだと思う。
話別感想↓
好きな話は１＞４＞２＞３かな(○＿○)
第一話は最初だけあって繊細に作られてる。
静かに話が展開しじわじわと謎が解けていくのがいい(^∪^*)
あと映画版それからの話が出る部分があって森田監督…ってなった
多分あのニュース見てなかったら買わなかったな…(´・ω・`)
２.３は自分としては微妙(￣~￣;)
第二話は動きのあるスタンダードな謎解きにしようとしてるけど、
本自体にはちょっと…無理矢理に感じてしまう。
所々都合がよすぎる気がしたな(´Д`)
第三話も男の人が論理学入門を何故大切にしてるのか知りたかった…
種明かしの失明も既視感を感じるし
女の人の話し方とか展開のし方が安っぽいドラマ見てる感じ。
２の女の子の話し方もなんだか好きじゃなかったな…
第四話は多分単品だとそうでもないけど１２３の流れがあっての面白さがある。
篠川さんの危うさや五浦との違いとか締めに良い話だった。
あと篠川さんと五浦の関係の展開が早い気がするｗ
このスピードなら次の巻で恋人になっててもおかしくないと思う(∀)
まぁこの二人好きだから問題ないけど(^∪^*)
二人特有の語り語られという関係性が出来上がってるのがいい
全体表現は70点ぐらいかな～章ごとにムラがあるのが少し残念…
でも、本の様々な魅力がぎっしり詰まった作品だと思う。
２巻も買おうかなー近いうちに(^m^)
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